ふじのキッズシアターという藤野のこども劇団のパーティーにじゃねんずが招待されました。
1時間半ほどじゃねんずワークショップ。
藤野の子どもたちは小学校や中学校などでのじゃねんず体験率が結構多い。
普通のセッションじゃ面白くないので、僕が簡単に基本的な指揮を教えて、みんなにかわるがわるやってもらいました。

全員、指揮をチャレンジ。
想像以上に面白いことやってくれました!
さすがキッズシアターの子どもたち!
ドラムサークルわーくのあとは、音と踊りのワークショップ。

いつもはふじのタンポポでやっているのですが、小学生や中学生にはどんなかんじになるのかな。
みんなの動向が楽しみでした。
手をつなぎ輪になって太鼓のリズムで声を出す、気をみんなで高める儀式。
そして、太鼓の音にあわせて自由に踊る。
自由に踊るをどう踊るんだろうと注目していたんですけど、みんなかなり自由に踊ってました。
何人かで手をつないでぐるぐる回ったり、ダイナミックにみんなでバンザイしていたり。
中学生ぐらいでも恥ずかしがらずに自由に動かしている子もいました。
僕が中学のころのほうが斜に構えて抑圧的な人間だったなぁ。なんて昔のことを思い出しました。
静かな音でのゆっくりした動きも、スローモーションな感じだったり、やさしい動き、そして脱力して寝転がり、
最後にあぐらをかいて輪になって、手をつないで瞑想。
こういうことってなかなかやる機会がないから、こどもたちはどんなことを思っていたのだろうか。
今はわからなくとも、なにか意味のある体験になっていたらうれしく思う。
夕食はキッズシアターの親御さんたちが作ってくれたカレーを食べてパーティー開始。

小学生たちの歌や踊り。

中学生たちのコントや歌、僕らも二胡奏者の芳晴さんと辻田さんといっしょに勇次の狐踊りを披露。
ふじのキッズシアターの子どもたちを見ていて思うことは、長年やっている子達の感性が豊かさに驚かされる。
演劇を通してさまざまな表現とふれあい、藤野の音楽家たちとのつながりも子どもたちに素晴らしい刺激になっている。
感性を磨く教育というものが、今の学校には少ない。
詰め込み教育は情報を鵜呑みにする人間を生み出してしまう。
完成の豊かさがあれば、自分で考え、感じるものを大切にする。
情報より、そういった完成で考えるということが僕は何よりも大事なのではと思う。

最後に花火大会。
子どもたちと触れ合えて楽しい一日だった~