月に一度のふじのタンポポでのアートワークショップ。

ふじのたんぽぽ小渕館では今日は声をメインでワークショップ。
楽器の音も奏でるのが難しかったり、声も出しにくい方もいたり、僕の中で毎回どうすれば実りある時間になるのかとても考えさせられています。
声のワークはとてもコミカルに笑いを交えながらの時間を作ることができました。

午後の名倉館ではひさしぶりのお絵かきワーク。
テーマは基本自由にしましたが、1時間の中でひとつ来年の干支の「馬」を描くことに決めました。

最初に「さぁ紙もたくさん持ってきたのでどんどん描こう~」っていったら、こちらの利用者さんが
「どんどんか~こう♪ どんどんか~こう♪」と楽しそうに口ずさみながら馬の絵を沢山描いてくれました。
幸せそうな顔をしたお馬さん。

絵の具のバケツはいつもひっくり返し、楽器の籠からすべて楽器を取り出すことが好きな利用者さんの作品。
ダイナミックに抽象的な絵を描いているので、「これは何かな?」って質問すると
両手を小さく回転させて「でんしゃー」と楽しそうに答えてくれました。
これトンネルから出てくる電車の絵みたいです。
言われてみれば具象的な作品だ。
この後、「イルカ」「バス」「飛行機」と合計20枚近く描いてとっても満足げでした。

手が不自由ですが毎回丁寧に絵を描くKさんの作品。
なんかとっても愛らしい。

モノマネ好きなHくん。
僕の喋る言葉とか、リズムとか真似するのが得意。
「好きな絵を描いていいんだよ」って伝えてもなかなか描き始めることができない。
何でもいいから書いてみたらと進めると波線を書き始めた。
沢山の色で波線が重なり生み出される表現。
どんな表現でもOK。
この世界の中で多様性の中の表現。
天才バカボンの言葉「これでいいのだ!」ですね。

馬の絵より「春の絵」が描きたいといったMちゃん。色んなお花が咲く絵を描いてくれました。丁寧な色鉛筆の表現。優しい性格がにじみ出ていますね。

猫を描くことが好きな利用者さん。

猫とニンジンと空と太陽。
毎回昔飼っていた「ブゥ」という猫の絵を必ず描いてくれます。
ほんとにブゥが好きだったんだね。

ぐるぐるぐる描き続けていたのはタンポポのムードメーカーのTくん。

毎回描いてくれる絵は・・・

エグザイル! 陽気にエグザイル今日も沢山描いてくれました。

1時間かけて最終的には4人の人を描いていました。
これは誰?と聞くと「出島」と答えてくれました。あぁ!相撲取りの出島のことだ。
絵のタイトルは「4人の出島」
すごく楽しそうでした。

久しぶりのお絵描き。
すっごく皆さん楽しんでくれました。
来月は「水彩絵の具で絵を描こう」
とってもたのしみです!